くわがたワールド・飼育部屋
   先ずは、ペアリングです。
 5月末から7月末までの間でペアリングします。

 種親の交尾はオスのメス殺しのリスクが有りますので
 ハンドペアリングをお勧め致します。

 我が家ではズボラ飼育なので約1週間同居させたら
 メスを隔離し、メスに十分な休養と餌を2週間ほど与えた
 後に産卵セットを組みます。
   
   産卵セットの材を卵を産むためにボロボロにかじります。

 材に木くずを埋め戻した跡が見られれば生んでいると

 思われます。
       
 セットを組むのが7月として9月頭に割り出しをします。
   
   卵を産むためにタンパク補給のために捕食をします。

 画像は羽化不全のヘラクレスを与えたところですが、

 速攻で襲い掛かりしばらくの間体液を吸っていました。

 ♀1頭でひと夏最大54頭の幼虫を産ませたことがあります。
   
   割り出した時に卵だった場合はカップにキッチンペーパーを

 加水して卵を管理します。
 
 カップのフタに血統名を書いて管理しましょう。
   
   ごくまれに奇形が生まれますが、
 
 画像は我が家で生まれた

 双頭のインドグランディス初令幼虫です。
   
   産卵セットから割り出した初令幼虫を

 菌糸ビンに入れて管理します。

 クワガタの種類によって使用する菌糸ビンが異なりますので

 十分にお勉強が必要ですよ。

 画像菌糸ビンは、グランディスオオクワガタ専用で、

 Grand-Gさんで購入しております。

 TOPページのリンクからGrand-GさんのHPに行けますよ。 
   
   蛹室を作って蛹になったらとにかく触らないを徹底してください。

 ただし、菌糸ビンにキノコが生えた場合は除去が必要です。

 また、菌糸が劣化しすぎた場合にはガス抜きの為に

 下の写真左のように露天掘りが必要です。

 最悪の場合は蛹を掘り出して人工蛹室に移しましょう。
         
 
   
   冬場の飼育部屋は棚を断熱材で囲み最低気温が

 16℃を下回らないようにしています。

 一年中エアコン管理が出来る方が羨ましいです。
   
くわがたワールド トップページへ